個人の方でも手軽に挑戦できるネットショップ運営ですが、在庫管理の方法には工夫が必要です。ここでは、ネットショップ運営における在庫管理の必要性とその方法についてご案内します。
個人でネットショップを運営されている方の中には手作り品をメインに販売されている方もいますが、別の企業や個人から仕入れた商品を販売する方がほとんどでしょう。
そのような場合に重要になってくるのは在庫管理です。在庫管理がきちんとできないと、損をしてしまったり、トラブルにつながったりしてしまいます。
商品を仕入れるのにもお金が必要ですから、在庫が売れてから商品を仕入れることでお金の停滞は防げますが、この方法では、在庫が切れてしまう可能性が高く、販売のチャンスを逃しかねません。
しかしながら、在庫をたくさん抱えてしまうと、売れのこったときのリスクが高く、在庫の処分に多大なお金と労力が必要になる可能性があります。そこで、日頃から在庫管理を徹底し、売れるタイミングを見計って商品を仕入れたり、仕入れる量を調整したりすることで欠品を防ぐ必要があります。
ネットショップを運営している方の多くが、複数のモールで商品を販売しているかと思います。そういった場合でも、取り扱い品目が少なければ、表計算ソフトを利用して、在庫の管理をすることも可能です。
しかし、品目が多かったり、ほかに仕事を持たれていたりする方であれば、リアルタイムに在庫を把握することは難しく、表計算ソフトを活用した管理方法では欠品を出してしまうこともあるでしょう。そういった場合は、専用のソフトウェアを活用することをおすすめします。
専用のソフトウェアの多くは、複数のモールで販売している商品の在庫を一元管理することができ、欠品を防ぐことができます。また、リアルタイムで在庫を管理することができるので、仕入れもスムーズです。
また、在庫管理のできるアプリもあるので、日常的にスマートフォンやタブレットを利用されている方にはおすすめです。
在庫を管理するシステムが構築できたら、実際の在庫を保管する場所も工夫しましょう。個人宅で管理するのであれば、カラーボックスに収納するのが便利です。
カラーボックスの配置方法ですが、積み重ねて配置すると多くの在庫を収納することができます。ただ、そのままだと倒れやすいので、積み重ねるときには、カラーボックス同士を金具でつなぐとよいでしょう。また、カラーボックスの上部と天井の間には転倒防止用の突っ張り棒を使うことをおすすめします。
ちょっとした地震が起きただけで、積み重ねたカラーボックスが倒れてしまうことのないよう、しっかりと補強しておきましょう。
ネットショップの商品を保管するスペースがなく在庫を管理できない場合は、24時間出し入れ自由なレンタル収納スペースやトランクルームを自社倉庫のように利用するのもひとつの手です。
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