準備や手順をしっかり把握! 引越し前にやることリスト

準備や手順をしっかり把握! 引越し前にやることリスト

引越し前にやることはたくさんあります。なかでも面倒なのが、各所への手続きです。そこで今回は、それらの手続きについてご説明します。ご説明するのは、不動産業者、役所、郵便局、宅配業者、ガス会社、水道事業者、電力会社との手続きになります。遠方へ引越しされる方は、しなければならない手続きが多いので注意してください。

現在の住まいを管理している不動産業者との手続き

引越し先が決まったら、最初に現在住んでいる物件を管理している不動産業者に連絡を入れます。

これは違約金の発生を防ぐためです。通常、賃貸契約の期間中に解約する場合は、1~3か月前までに意思表示をすることが決められており、違反すると違約金を支払わなければならない可能性があるのです。

また、月末以外に引越す場合は、1か月分の家賃を支払うか、引越し日までの家賃を日割り計算で支払う必要があるため、引越し日を決定する際はそのあたりも考慮しましょう。

役所での手続き

役所で行う手続きには次の3つがあります。それぞれ、手続きの時期が異なるので注意が必要です。

転出届
原則として引越し先が、ほかの市町村である場合は、引越し前の居住地を管轄している役所に転出届を提出します。ただし、政令指定都市の場合には転出届が不要のケースもあるので、確認が必要です。届出期間は「引越しをする日まで」と定められています。

転居届

引越し先が引越し前と同じ市町村である場合には、転居届を提出します。届出期間は引越し後14日以内です。

転入届

原則として引越し先が、ほかの市町村である場合に、引越し後の居住地を管轄している役所に転入届を提出します。ただし、政令指定都市の場合は同一の市町村であっても提出が必要となるケースもあるので、確認が必要です。届出期間は引越し後14日以内です。

郵便局、宅配業者へする転送手続き

旧住所に届く荷物を、新住居(引越し先)に転送するサービスがあります。郵便の場合は、インターネットやお近くの郵便局で手続きができ、宅配物の場合は、インターネットや住まいの地区を担当している宅配員を通して手続きを行うことが可能です。ただし、転送サービスを行う宅配業者は、ごく一部に限られているので、一度、電話やメールで問い合わせるとよいでしょう。

ガス会社、水道事業者、電力会社との手続き

ガス会社、水道事業者、電力会社への移転連絡は、引越しの1~2週間前にすませるのが理想的です。移転手続きは、立ち合いが必要なこともあるので、直前の連絡になった場合は、引越し後に再度、引越し前の居住地に足を運ぶことになり、手間や無駄な交通費がかかってしまいます。

また、引越し先でのガス会社、水道事業者、電力会社への移転連絡は、引越しの当日に行うのが一般的で、ガスは会社によって連絡すべき日が異なるので、あらかじめ調べておきましょう。

いかがでしたか。引越し前にやることはたくさんあります。上記を参考にしてスムーズに進めましょう。


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